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読書と勉強に役立つブログ

これまでに読んだ本、これから読もうとしている本、勉強方法などについて書いていきます。

ふしぎなキリスト教(講談社現代新書) 橋爪大三郎×大澤真幸

現代社会のシステムや構造を読み解くにあたってキリスト教に関する知識は必須だと思っていますが、学校でも教えられることはほとんどないので、とっつきづらいという印象をもたれる方が多いと思います。

 

この本を手にとられる方はキリスト教に詳しくない方が多いと思いますが、この本に対する評価はまっぷたつです。

 

本に対する姿勢として、評価がまっぷたつにわかれているような場合は、その分野について特に詳しくなければ、精神的にはある程度の距離を置いて接したほうが無難かと思います。

 

私自身はこの本を割合に面白く読んだのですが、記述のところどころが断定口調であり、そこのところはあまり鵜呑みにせずに、とくに距離をとっています。

 

予備校の先生や大学の人気教授とよばれる人たちは、大体が断定口調で、単純明快な論理できれいに説明される方が多く、確かに読んだり聞いたりしていて、なるほどと思わせるのですが、その後、いろいろと自分なりに他の本を読んだり調べたりしていくと、その人たちの主張が必ずしも妥当しないという、ごくごく当たり前のことに気づかされます。

 

この本はキリスト教の入門書というよりも、ある程度知識がついてきてから、さまざまある見解のひとつとして参考にする本、そういうスタンスで接するのがいいかと思います。