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読書と勉強に役立つブログ

これまでに読んだ本、これから読もうとしている本、勉強方法などについて書いていきます。

写真がもっと好きになる。 菅原一剛の写真ワークショップ。 菅原一剛

一般書 旅行記・エッセイ 人文科学 芸術・文学

写真というものにひかれてずいぶんと長いことになる。

 

しかし、写真を眺めるのが好きばかりで、じぶんで撮るところまではいかなかった。若い頃に奮発して買ったデジタル一眼レフは、整理用の段ボール箱のなかでひっそりと眠るようになって久しい。

 

この本の中で印象的だったのは、夜明け前の青の話だ。

 

青は始まりの色。闇がひいていき、朝が始まろうとするとき、空は深い群青色で満たされる。

 

若い女の人がベランダに立っている。彼女は夜明け前の青のなかに浸っている。長い間つづいていた何かが終わりをつげ、彼女の人生が新しく始まろうとしている、そんな予感をさせる写真が載せられている。

 

この本も僕の本棚から失われて久しい。

 

一時期は常に枕元にあった本だったのだが。

 

具体的なテクニックの話はあまりでてこない。それよりも、光や対象との向き合い方について丁寧に書かれている。

 

写真を撮るときには、感動が大事だという。人の心を動かす写真は、まず、それを撮った本人が感動しているのだ。

 

これから写真を始めようとしているひとも、すでに写真をはじめたひとも、手に取って読んでみてはいかかだろうか。